「自宅でもダーツを練習したいけれど、どのボードを選べばいいのかわからない」
家庭用ダーツボードを探すと、電子式や静音モデル、ハードボードなど、見た目の似た商品がいくつも出てきます。しかし、自宅用で本当に重要なのは、機能の多さだけではありません。
特に確認したいのは、次の4点です。
- ダーツが刺さったときの音
- 自動得点計算・オンライン対戦の有無
- 自宅に設置できるサイズか
- 壁に穴を開けずに設置できるか
長く快適に使うためには、「何ができるか」以上に「自宅で無理なく投げ続けられるか」を考えて選ぶことが大切です。
この記事では、現在購入できるモデルのなかから、自宅用におすすめのダーツボードを5機種厳選しました。マンションで静かに練習したい人、オンライン対戦を楽しみたい人、できるだけ予算を抑えたい人まで、目的別にわかりやすく紹介します。
自宅用ダーツボードのおすすめを先に比較
| 商品 | 参考価格 | タイプ | 自動計算 | オンライン対戦 | 静音性の目安 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| DARTSLIVE Home | 27,280円 | 電子ソフト | あり | あり | △ | 店に近い感覚で遊びたい |
| DARTSLIVE-ZERO BOARD | 9,900円 | 非電子ソフト | なし | なし | ◎ | 音を抑えて黙々と練習したい |
| GRANBOARD Dash | 13,200円 | 電子ソフト | あり | あり | △ | 安くオンライン対戦を始めたい |
| GRANBOARD3s | 31,300円 | 電子ソフト | あり | あり | ○ | 演出やゲーム機能も楽しみたい |
| Winmau BLADE 6 | 11,800円 | ハード | なし | なし | ◎ | 刺さり心地と静かさを重視したい |
迷った場合、普段ダーツバーでDARTSLIVEを利用している人には「DARTSLIVE Home」が選びやすいでしょう。
集合住宅で音が気になるなら「DARTSLIVE-ZERO BOARD」、予算を抑えてオンライン対戦もしたいなら「GRANBOARD Dash」が有力です。
自宅用ダーツボードの選び方
最初にソフトとハードのどちらで投げるか決める
ダーツボードは、大きく「ソフトボード」と「ハードボード」に分かれます。
ソフトボードは、先端がプラスチック製のソフトダーツを使用します。日本のダーツバーやネットカフェで一般的なタイプで、プレイングエリアは15.5インチが主流です。
電子式なら得点を自動計算でき、スマートフォンやタブレットを使ったオンライン対戦にも対応します。その反面、ダーツがプラスチック製セグメントに当たる「バチン」という音は、ハードボードより大きくなりがちです。
ハードボードは、サイザル麻などで作られた盤面に金属製のポイントを刺します。刺さったときの音が比較的小さく、投げた感触も心地よいのが魅力です。ただし、的を外すと壁や床に傷がつきやすいため、サラウンドや床マットによる保護が欠かせません。
普段ソフトダーツの店舗で投げている人が実戦感覚を整えたいなら、まずは15.5インチのソフトボードを選ぶのがおすすめです。
集合住宅では機能より静音性を優先する
自宅ダーツで最も後悔しやすいのが音の問題です。
ソフトダーツでは、ダーツがセグメントに当たる打撃音に加え、ボードやスタンドを通じて壁・床へ伝わる振動音が発生します。自分の部屋ではそれほど大きく感じなくても、隣室や階下では低い振動音として聞こえる場合があります。
特に次の環境では、静音性を優先しましょう。
- 木造・軽量鉄骨のアパート
- 寝室に近い部屋
- 夜間に練習することが多い
- 小さな子どもや音に敏感な家族がいる
- ボードを隣家と接する壁に設置する
なお、「静音モデル」でも完全な無音にはなりません。ボードそのものに加え、設置方法や投げる時間帯まで含めて対策する必要があります。
本格的に練習するなら15.5インチを選ぶ
ソフトダーツを練習するなら、ダーツマシンと同じ15.5インチのプレイングエリアを選びましょう。
安価な家庭用ボードには、的が小さいものや独自サイズの商品もあります。パーティー用としては楽しめますが、普段利用する店舗とブルやトリプルの感覚が変わるため、フォームや狙いを固める練習には不向きです。
この記事で紹介するソフトボード4機種は、いずれも15.5インチです。
一人で飽きずに続けたいならアプリ連動モデル
電子ボードの大きなメリットは、自動得点計算とオンライン対戦です。
アプリ連動モデルなら、ゼロワンやクリケットの得点を自動で計算できるため、テンポよく投げられます。練習記録を残したり、離れたプレイヤーと対戦したりできることも、継続のモチベーションになります。
一方、カウントアップやグルーピング練習を中心に行うなら、電子機能は必須ではありません。静音性を優先して非電子ボードを選び、必要に応じてスマートフォンのスコアアプリを併用する方法もあります。
ボード本体だけでなく設置費用も考える
自宅用ダーツ環境には、ボード以外にも次の用品が必要になることがあります。
- ダーツスタンドまたはポールスタンド
- 壁を保護するサラウンド
- スローライン付きマット
- スマートフォン・タブレットを置く台
- 盤面を照らすライト
- 交換用ティップ
壁掛けができない賃貸住宅では、スタンドだけで1万5,000~2万円前後かかることがあります。ボードの価格だけで予算を使い切らず、設置用品まで含めた総額で比較しましょう。
自宅用ダーツボードおすすめ5選
1.DARTSLIVE Home|店に近い感覚で楽しめる定番モデル
DARTSLIVE Homeは、普段DARTSLIVEで投げている人に最も馴染みやすい家庭用電子ボードです。
専用アプリとスマートフォンまたはタブレットを連動させることで、DARTSLIVE3でおなじみのグラフィックやサウンドを楽しめます。「LIVE MATCH」にも対応しており、自宅からゼロワンやクリケットのオンライン対戦が可能です。
プレイングエリアは15.5インチ。サイズは直径約56.5cm、厚さ約3.3cm、重量約3.2kgです。USBまたは単4電池2本で動作します。
実際に投げると、演出や自動計算のおかげで単調になりにくく、短時間でもゲーム形式の練習をしやすいのが魅力です。店舗で投げる回数を減らしながら、対戦感覚を保ちたい人にも向いています。
ただし、静音特化モデルではありません。ダーツが刺さったときの打撃音はそれなりにあるため、集合住宅では設置場所と時間帯に注意してください。
こんな人におすすめです。
- 普段DARTSLIVEで投げている
- 自宅でもオンライン対戦をしたい
- 得点計算を自動化したい
- 家族や友人ともゲームを楽しみたい
2.DARTSLIVE-ZERO BOARD|静かに投げ込みたい人の有力候補
DARTSLIVE-ZERO BOARDは、自宅練習で静音性を重視する人におすすめの非電子ソフトボードです。
専用セグメントと衝撃吸収素材を採用し、ダーツが当たったときの振動や音を抑える設計になっています。公式発表でも、静音性を追求した家庭用ボードとして案内されています。DARTSLIVE2と同じ15.5インチなので、店舗に近い大きさで練習できる点も見逃せません。
得点の自動計算やオンライン対戦には対応していませんが、カウントアップやブル練習、ナンバーごとのグルーピング練習なら十分です。
むしろ電子機能がないぶん、アプリの準備をせず、思い立ったときにすぐ投げ始められます。30分だけフォームを確認したいときや、毎日一定本数を投げ込む習慣を作りたいときに使いやすいボードです。
サラウンドが付属するのもうれしいポイント。ただし、外側まで完全に保護できるわけではないため、初心者はさらに広いバックボードを用意すると安心です。
こんな人におすすめです。
- マンションやアパートで使いたい
- 夜間にも練習する
- 自動計算やオンライン対戦は不要
- 毎日黙々と投げ込みたい
3.GRANBOARD Dash|予算を抑えてオンライン対戦を始めたい
GRANBOARD Dashは、価格と機能のバランスがよいエントリー向け電子ボードです。
15.5インチのプレイングエリアを採用し、専用アプリを使った「GRAN ONLINE」に対応しています。参考価格は13,200円で、オンライン対戦対応モデルとしては導入しやすい価格帯です。
本体は高さ55cm、幅50cm、厚さ3cm、重量約1.8kg。単3電池2本で動くため、コンセントの位置に左右されにくく、比較的設置しやすいのも特徴です。メーカーの仕様ではダーツセットも付属します。
上位モデルのような盤面周囲のLED演出やアウトセンサーはありませんが、得点の自動計算とオンライン対戦を目的にするなら十分楽しめます。
一方、公式のモデル比較ではノイズ低減機能の対象になっていないため、音を最優先する集合住宅では慎重に検討しましょう。
こんな人におすすめです。
- 初めて電子ダーツボードを買う
- 予算を抑えたい
- オンライン対戦も試してみたい
- 軽くて設置しやすいモデルがよい
4.GRANBOARD3s|オンライン対戦とLED演出を楽しみたい
GRANBOARD3sは、自宅でもゲーム性や演出をしっかり楽しみたい人に向いた電子ボードです。
Bluetooth 5.0による自動接続、オンライン対戦、盤面周囲のLEDアクション、アウトセンサーなどを搭載しています。単なる練習用の的というより、自宅に小型ダーツマシンを置く感覚に近いモデルです。
サイズは高さ・幅ともに56.5cm、厚さ4cm、重量約3.2kg。USB-C給電と単3電池2本に対応しますが、LED演出を使用する場合はUSB給電が必要です。
GRANBOARD Dashより価格は上がるものの、LED演出やアウトセンサーがあることで対戦時の臨場感は大きく変わります。友人や家族とも遊びたい人、練習だけでは飽きてしまいそうな人には、価格差を払う価値があります。
こんな人におすすめです。
- 世界中のプレイヤーと対戦したい
- LED演出も楽しみたい
- 一人でも飽きずに続けたい
- ゲームの種類やアプリ機能を重視する
5.Winmau BLADE 6|静音性と刺さり心地を重視するハードボード
Winmau BLADE 6は、ハードダーツを本格的に練習したい人におすすめのサイザルボードです。
プラスチック製セグメントを使うソフトボードと異なり、金属製ポイントが麻の盤面に入るため、刺さったときの音が比較的静かです。電子音や自動計算もなく、フォームとグルーピングに集中できます。
公式サイズに準拠し、ワイヤーを細くした構造によって弾かれを抑えているのも特徴です。メーカー公称サイズは直径45cm、厚さ3.8cmです。
ただし、ソフトダーツとはボードサイズもスローラインまでの距離も異なります。普段ソフトダーツを中心にプレイしている人が実戦練習用に買う場合は、その違いを理解しておきましょう。
また、金属製ポイントは壁や床を傷つけやすいため、ボードサラウンドと厚めの床マットを強くおすすめします。子どもやペットが投げる場所へ入らない環境づくりも必要です。
こんな人におすすめです。
- ハードダーツを練習したい
- 刺さり心地を重視する
- 電子機能は必要ない
- ソフトボードの打撃音が気になる
自宅にダーツボードを設置する方法
ボード中心の高さは床から173cm
ソフト・ハードともに、ブルの中心が床から173cmになるように設置します。
ボード上端を173cmに合わせる間違いが意外と多いため、必ず「ブルの中心」で測ってください。
スローラインまでの距離はボード面から測る
スローラインまでの距離は、壁ではなくボードの表面から測ります。
- ソフトダーツ:244cm
- ハードダーツ:237cm
- ボード中心の高さ:173cm
ハードダーツの設置寸法は、日本ダーツ協会の設置基準でも高さ173cm、距離237cmと示されています。
ボードの厚みやスタンドの位置を無視して壁から測ると、実際の投距離が短くなってしまいます。
投げる人がスローラインの後ろに立つスペースも必要なので、自宅では壁から約3mの奥行きを確保できるか、購入前にメジャーで測りましょう。
賃貸住宅ではスタンドかポール式が使いやすい
設置方法は主に次の3種類です。
壁掛け
省スペースで揺れにくい方法です。ただし、ネジ穴が必要になり、壁を通じて隣室へ振動が伝わる場合があります。石膏ボードに直接取り付ける場合は、壁の強度とアンカーの適合を確認してください。
ポールスタンド
床と天井の間にポールを突っ張って設置します。壁に大きな穴を開けずに済み、省スペースなのがメリットです。
一方、天井の強度や高さによっては設置できません。緩みがあるとボードが揺れて音も増えるため、定期的な締め直しが必要です。
自立式スタンド
壁や天井を使わずに設置できます。模様替えや引っ越しにも対応しやすい方法です。
ラック型は収納力がある反面、奥行きと横幅を取ります。また、金属フレームが振動すると音が響くことがあるため、脚の下に防振ゴムやマットを敷きましょう。
自宅ダーツの音を抑える5つの対策
1.隣家と接する壁を避ける
可能なら、外壁側や収納に面した壁へ設置します。寝室や隣室との境界壁は避けたほうが安心です。
2.ボードをぐらつかせない
固定が緩いボードは、ダーツが当たるたびに本体やスタンドが振動します。ネジやブラケットを適切に締め、水平も確認しましょう。
3.ボード裏にクッション材を挟む
壁との間にメーカー対応の防振材を使うと、振動の伝達を抑えやすくなります。ただし、電子ボードの通気口やセンサーをふさぐ改造は、誤作動や保証対象外の原因になるため避けてください。
4.スタンドの脚に防振マットを敷く
スタンドから床へ伝わる振動には、ゴム製の防振パッドや厚めのマットが有効です。床の傷防止にも役立ちます。
5.投げる時間帯を決める
静音対策をしても、深夜に何百本も投げれば周囲へ伝わる可能性があります。家族や近隣への配慮を考えるなら、投げる時間帯を決めることも重要な防音対策です。
ダーツボードと一緒に用意したいもの
ダーツスタンド
賃貸住宅や壁の強度が不明な部屋では、スタンドを使うほうが設置しやすくなります。購入前に、選んだボードのネジ穴やブラケットへ対応しているか確認しましょう。
ボードサラウンド
ボードの外側へ外れたダーツを受け止め、壁を保護します。初心者は上下左右へ大きく外れることもあるため、サラウンドだけで不安な場合は、さらに広いバックボードを設置すると安心です。
スローマット
床を保護しながら、スローラインの位置を毎回確認できます。金属ポイントを使うハードダーツでは、床への傷を防ぐためにも重要です。
タブレットスタンド
アプリ連動モデルはスマートフォンでも使えますが、ゲーム画面や得点を確認するならタブレットのほうが見やすくなります。投げる動線にコードやスタンドが出ないよう配置しましょう。
予備のティップ
ソフトダーツのティップは消耗品です。曲がったティップを使い続けると弾かれやすくなるため、交換用を用意しておきましょう。ボード内で折れたときに備え、リムーバーがあると便利です。
自宅用ダーツボードについてよくある質問
マンションでもダーツボードは使える?
使用できますが、電子ソフトボードは打撃音と振動が発生します。
音が心配なら、DARTSLIVE-ZERO BOARDなどの非電子静音モデルやハードボードを選び、隣家と接する壁を避けて設置しましょう。防振マットを併用し、深夜の使用を控えることも大切です。
初心者には電子ボードと非電子ボードのどちらがおすすめ?
家族や友人と遊びたい人、ルールや得点計算に慣れていない人には電子ボードが便利です。
一方、フォーム練習やブル練習を中心に行い、音を抑えたい人には非電子ボードが向いています。
ダーツボードだけ買えばすぐに遊べる?
壁掛けできる環境とダーツがあれば投げられますが、賃貸ではスタンドが必要になることがあります。
電子ボードの場合は、対応するスマートフォン・タブレット、電池またはUSB電源、インターネット環境も確認してください。
自宅で投げた成績は店舗のレーティングに反映される?
家庭用アプリ内でレーティングやスタッツを確認できる機種はありますが、店舗で使用するカードの公式レーティングと同一条件で反映されるとは限りません。
レーティング連携を目的に購入する場合は、使用するアプリの最新仕様と対象サービスを事前に確認してください。
一番静かなダーツボードはどれ?
単純な打撃音だけで比べると、サイザル麻製のハードボードは静かです。ソフトダーツの感覚を保ちたい場合は、静音設計のDARTSLIVE-ZERO BOARDが有力候補になります。
ただし、設置方法による振動音もあるため、ボード単体だけで静かさは決まりません。
まとめ|自宅用ダーツボードは生活環境に合わせて選ぼう
自宅用ダーツボードに、すべての人へ共通する一番の正解はありません。
店に近い演出やオンライン対戦を楽しみたいなら「DARTSLIVE Home」、静かにソフトダーツを練習したいなら「DARTSLIVE-ZERO BOARD」が選びやすいでしょう。
予算を抑えてオンライン対戦を始めるなら「GRANBOARD Dash」、演出やアウトセンサーまで求めるなら「GRANBOARD3s」が向いています。ハードダーツの刺さり心地と静音性を重視するなら「Winmau BLADE 6」がおすすめです。
購入前には、次の3点を必ず確認してください。
- ボード面から約3mの奥行きを確保できるか
- 壁掛け・ポール・自立式のどれで設置するか
- 家族や近隣に配慮できる音と時間帯か
自宅ダーツの最大のメリットは、10分だけでもすぐに投げられることです。生活環境に合ったボードを選び、無理なく続けられる練習場所を作りましょう。
| 商品 | 参考価格 | タイプ | 自動計算 | オンライン対戦 | 静音性の目安 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| DARTSLIVE Home | 27,280円 | 電子ソフト | あり | あり | △ | 店に近い感覚で遊びたい |
| DARTSLIVE-ZERO BOARD | 9,900円 | 非電子ソフト | なし | なし | ◎ | 音を抑えて黙々と練習したい |
| GRANBOARD Dash | 13,200円 | 電子ソフト | あり | あり | △ | 安くオンライン対戦を始めたい |
| GRANBOARD3s | 31,300円 | 電子ソフト | あり | あり | ○ | 演出やゲーム機能も楽しみたい |
| Winmau BLADE 6 | 11,800円 | ハード | なし | なし | ◎ | 刺さり心地と静かさを重視したい |

